アパレル業界に未経験で入った体験談。楽しいよマジで。

読者様から寄せられたアパレルの体験談記事を掲載しています。
アパレル業界を目指した経緯
華やかなイメージのあるアパレル業界。
立ち寄るショップはどこもキラキラしていて、眩しく見える。
憧れはあっても、
「私なんかがアパレル業界に入っても良いのかな?」
と、現在アパレル業界で働いている私も、最初は躊躇があった。
そんな私がアパレル業界への就職を決めたのは、ただ単にそのブランドの商品が好きだったからだ。
人生において長い時間を費やす仕事。どうせ仕事をするなら、好きなものに囲まれて仕事がしたい!と思い、アパレル業界への就職を決意した。
就活のこと
就職しようと決意したは良いが、私には経験も知識も全く無かった。
アパレルはアルバイト経験者の方が採用されやすい、という都市伝説があるが実際そんなことはないと思う。
実際私もアパレルでのアルバイト経験は皆無だった。
それでも普通に採用されたので、経験はあまり重視していないのではないかと思う。
就活のポイント
ではアパレル業界の採用はどうなっているかというと、「人柄重視」を掲げているところが多い。私の場合、五社ほど書類を送って落とされたことは一度もなかった。書類上の印象よりも、実際会ってみての雰囲気も含めた人柄を見るのだろう。
面接官は皆接客業に関わってきた猛者しかいないので、人あたりの良い人しかいない。
何社か受けた中で圧迫面接のような面接をしてきたところはなくて、どの面接も和やかな雰囲気で終わった。
内容としては雑談のような会話を中心として、志望動機や自己PRなどごく基本的なことしか聞かれない。
難しいことは聞かれないので、自己分析をしっかりしていけば問題はないと思う。
他の業界のように堅苦しい面接ではなくて、どれだけコミュニケーションのキャッチボールが出来るか、という所がネックになってくるのではと思う。
私は面接となるとかなり緊張してしまうタイプで、がっちがちで笑顔も固かったとは思うが、とりあえず目の前の人と会話をするぞ、という意識で面接に臨んでいた。
多少受け答えが固くても、一生懸命に話そうという意識さえあれば、そこは腐っても接客業なので、面接官も聞いてくれると思う。
後悔している事
アパレル業界に就職するにあたって、
「もうちょっとこうしておけば良かった。。」
と後悔しているのは、実際の店舗の雰囲気を見るべきだった、という事です。
紙やネットの情報の上だけでは分からない現場の雰囲気を知ることで、自分が実際に店舗に立った時のことをリアルに想像できると思う。
アパレルはやはり女性が多い職場になるので、人間関係を見ることが出来るという点でも、実際その店舗に行って接客を受けてみると分かりやすいと思う。
さらに、実際に体験することで面接でも具体的に入店の熱意を伝えられたり、「志望動機」欄の具体性・説得力が高まり、深みが出てくるので就職面でも有利となります。
アパレル業界に入った感想
実際アパレル業界に就職してみて思ったことを書きます。
それは、
「好きなものに囲まれて生きるというのは、予想以上に楽しい。」
ということです!
かわいい新商品が入ってきたときはスタッフ皆で「可愛い!!」と言い合ったり、お客様に「素敵ね」と言われると自分も嬉しくなったり、そんな些細な日常が思った以上に楽しいし充実しています。
華やかでちょっぴり怖いと思ったアパレル業界も、未経験で飛び込んだにしては意外となんとかなるものです。
自分が好きだと思ったものに囲まれて生きるのは、悪くない。
服が好きな人、接客が好きな人にとっては最高の仕事だと思います!